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第十回●讃岐かけうどん紀行・その1
 4月某日、快晴の高松駅前。観光客に迎合したうどん屋ではなく、讃岐人が常食としている普段着の「讃岐うどん」を探求します! 名物のセルフうどんでは、食べる側の好みが出ますので、邪道かもしれませんが、麺とダシを吟味すべく“かけうどん”で本場を味わってみたいと思います。
【駅構内某うどん店・300円】
まずは、高松のサラリーマンの友、駅構内の立ち食いうどん屋さん。注文からわずか62秒で出てくる早さは、まさにファストフード! 三切れのかまぼこと大量のネギから見える麺は、澄んだダシと絡み光り輝いてます。まずは、ダシをひとすすり……。讃岐ならではの「いりこダシ」の芳香が漂いますが、ちょっとしょっぱいかな?
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関東の味付けに慣れた舌には、西日本の薄口醤油がきつめに感じます。麺はというと、これが思ったよりも柔らかめ。ちょっと期待外れ? 駅うどんと考えると、やはり美味しいのでありました。個人的評価★★☆☆☆(しょっぱさが気になります)
【商店街ど真ん中の格安店・180円】
駅で自転車をレンタルして、高松人の生活圏へ移動。巨大なアーケード商店街で、地元の人が食べていそうな店を発見しました。ちなみに、高松駅の徒歩圏内には、50店以上ものうどん屋がひしめいています。すべてやっていけるのか、甚だ疑問ではあります。 さて、注文から2分後に出てきた丼は、太めの麺に少量のネギ、大量のカツオブシという、飾り気のない一品。濃いめの色をしたダシは、いりこの中にハッキリとカツオが主張している。しかも、濃口醤油が落としてあるようで比較的甘め。関東風とまでは行かないまでも、かなり東海道を東に歩いた味です。正方形に近い麺は、ツルツルで程よいもちもち感。讃岐うどんというよりも、日本人がイメージする正しいうどん!という感じでした。個人的評価★★★☆☆(食べ慣れた味なので)
次回は、「ココなら間違いないよ」とタクシー運転手に教わった老舗と、高松人が語る「讃岐うどんの魅力」をレポートします。

 

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