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 第十七回●桜を見ながら食べましょう!
いよいよ桜のシーズンですが、今年はお花見に行かれましたか? この日本独特のお花見文化は、花の咲き方で豊作を占うという農耕行事として奈良時代に始まりました(当時は、梅の花が主流)。平安時代からは、「サ神」という山神の信仰と神が鎮まる座を意味する「クラ」を掛けて、「サクラ」の花見を行うようになったのです。時代が進むにつれて貴族から武家・庶民へと花見が広まり、江戸時代になって、お酒や弁当を楽しみながらという現在のお花見の形式になりました。
江戸庶民の花見弁当には、何が入っていたのでしょう? 当時の花見は、わざわざ着物を新調する人もいたほど、ぜいたくをする行事でしたから、重箱の中は「ごちそう」の詰め合わせでした。江戸古典落語の「長屋の花見」は、貧乏長屋の住人たちが「水で薄めた番茶」「扇型に切ったダイコン」「タクワン」を持っていくお噺ですが、それぞれ「お酒」「かまぼこ」「卵焼き」といった当時のごちそうに見立てたものです。そして、最後の締めに「桜餅」を食べるのが大流行していたのです。 |
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第十八回にもどります。 |
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