 |
 第二十一回●年末年始たべものよもやま話
今回は、年末年始の期間限定フードにまつわるお話です。まず、Xmasといえば日本はケーキですね。フランスの「ブッシュ・ド・ノエル」も広まりましたが、まだまだXmasケーキという名のデコレーションケーキを思い浮かべます。 ドイツではドライフルーツが入ったパン「シュトレン」、イタリアも同じような自然酵母パン「パネトーネ」となります。アメリカ・イギリスをはじめ世界的には「クリスマス・プディング」が一般的。洋酒たっぷりの生パン粉生地にドライフルーツやナッツなどを入れて蒸し上げたもので、食べる前にブランデーをかけて点火するのが伝統です。日本人には苦手な味といわれますが、牛の油を入れたうえ、寝かせて食べるために独特のニオイがあるからでしょう。ワイン同様に寝かせるほどオイシイそうで、家庭では1週間程度寝かせ、高価なものには数年寝かせるものもあるそうです。カビは生えないのでしょうか……。 |
|
第二十二回にもどります。 |
|
 |
 |

大みそか限定といえば、やっぱり「年越しソバ」。長く伸びるソバを食べて寿命も幸運も伸びるように願うという説が浸透していますが、地方によって由来は様々。金細工職人が散らかった金粉を集めるためにそば粉と一緒に回収して水に入れて沈む金だけを集めたことから、金運アップにつなげたという説もあります。他には、切れやすいソバで旧年の災難をさっぱり捨てようという説、枯れかけても水をやればすぐに回復するソバの生命力にあやかるという説もあるそうです。
正月といえば「おせち」、おせちといえばシャレの宝庫。マメに暮らせる「黒豆」、子孫繁栄の「数の子」、皆がよろこぶ「昆布巻き」、金塊にあやかる「栗きんとん」、その形を日の出に例えた「かまぼこ」などなど。年越しソバもそうですが、たとえ話や言葉遊びなど、“粋”なところが日本の食文化の伝統かもしれません。
「今日もタピオカ大納言!」に参加してみませんか?
読者のみなさんのご意見やご要望ををお待ちしております!
tapioka@ajino-mingei.com まで、どしどしお便りください!
|
|
第二十回に進みます。 
|
|
 |